以前、オブジェクトをサッと整列させるスクリプトを紹介したんですが、
今回はグリッド内の均等な間隔調整に特化したスクリプトです。
均等なグリッドレイアウトを作成する際、特に同じ大きさのオブジェクトが大量に並ぶと、オブジェクト間の「完璧な間隔調整」が途端に面倒になりますよね。一つ一つ手動で計算したり、微妙なズレを修正したり…その手間とストレスは、デザインの集中力を奪ってしまいます。
そのちょっとストレスな調整を今回のスクリプトを使えばストレスフリーでできます。
まずは以下のボタンをクリックしてデータをダウンロード!
「IllustratorScript20251102.zip」というZIP形式で圧縮されたファイルがダウンロードされるので、解凍してください。すると「グリッドオブジェクト間隔調整.jsx」というスクリプトファイルができます。
スクリプト使い方
- 準備
- Adobe Illustratorでドキュメントを開く
- グリッド状に配置したいオブジェクトを2つ以上選択

- スクリプトの実行
- ファイル > スクリプト > その他のスクリプト から
.jsxファイルを選択 - または、スクリプトフォルダに保存して実行
- ファイル > スクリプト > その他のスクリプト から
- ダイアログが表示されます
各コントロールを調整してOKボタンを押して終了です。

各コントロールの説明

横縦間隔を連動させる (チェックボックス)
- ONにすると: 横間隔を変更すると縦間隔も同じ値に、縦間隔を変更すると横間隔も同じ値に自動的に変わります
- OFFの場合: 横と縦を別々に調整できます
- 正方形グリッドを作りたい時に便利です
横間隔
- オブジェクト間の横方向の間隔(px)
- スライダーまたは数値入力で調整
- 範囲: -100px ∼ 500px(スライダー調整は500pxまでですが、数値入力だとそれ以上も可能)
縦間隔
- オブジェクト間の縦方向の間隔(px)
- スライダーまたは数値入力で調整
- 範囲: -100px ∼ 500px(スライダー調整は500pxまでですが、数値入力だとそれ以上も可能)
列数
- 1行に並べるオブジェクトの数
- 自動検出された値が初期値として表示されます
リセットボタン
元の配置に戻します



