
集中力アップの定番!「ポモドーロ・タイマー」
時間管理術の代表格といえば、やはりポモドーロ・テクニック!
「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」の意味。
考案者がトマト型のキッチンタイマーを使っていたことにちなんで名付けられて、短くテンポの良いサイクルで集中力を高めようとするものらしい。
【ポモドーロの基本ルール】
- 25分間、集中して作業する。(1ポモドーロ)
- 5分間、短い休憩をとる。
これを1セット(30分)として繰り返します。
ポモドーロを使うメリット
- 心理的なハードルが低い: 「たった25分なら頑張れる」という感覚で、作業にすぐ取り掛かりやすい。
- 集中力が持続する: 5分という短い休憩が、脳の疲れを軽くリフレッシュしてくれます。
- 「続きへの意欲」が生まれる: タイマーが鳴ったら、キリが悪くても強制的に休憩に入ることがポイント。「次はどこからやるぞ!」という続きへのモチベーションを生み出す。
これ「ツァイガルニク効果」っていうらしく、こちらの記事がわかりやすい「【心理学】ツァイガルニク効果とは?【ビジネスでの使い方】」
応用:長めの休憩
このサイクルセット(25分作業+5分休憩)を4セット繰り返したら、次は15分~30分の長めの休憩を取って、しっかり脳を休ませる。
生産性が上がる!「52/17ルール」で集中力を持続させる
ポモドーロは良いが長時間勉強や作業を要する大人にとっては、少し不十分でもっと長い時間集中したい!っていうことも多い。そう言う方におすすめなのが、「52/17ルール」。
大人にはこちらの方が向いているという人もいます。
【52/17ルールとは?】
至ってシンプルで、ポモドーロよりも長めに集中し、長めに休むサイクルです。
- 52分間、集中して作業する。
- 17分間、完全に休憩する。
このサイクルを繰り返します。
なぜこのバランスがいいのか?
- 深い集中の活用: 人間の深い集中が持続できる限界(約1時間)を考慮した52分という時間は、最大限に集中力を引き出し、質の高いアウトプットを生み出します。
- しっかりリセット: 17分という長めの休憩は、脳と体をしっかり休ませ、次の52分間の集中モードへの準備を整えるのに十分な時間です。
活用のポイント
休憩中は、デスクから離れてストレッチをしたり、外の空気を吸ったりと、仕事から完全に意識を切り離すのがコツです。
まとめ:最高の集中サイクルは自分次第!
さて、「ポモドーロ・タイマー」と「52/17ルール」という、2つの強力な時間管理術を紹介しました。
どちらのルールが優れている、というわけではありません。
テクニック | 集中時間 | 休憩時間 | こんな人におすすめ |
ポモドーロ | 25分 | 5分 | 集中力が途切れやすい人、短いタスクが多い人 |
52/17ルール | 52分 | 17分 | フロー状態で深く集中したい人、長めのタスクが多い人 |
結局のところ、あなたにとって最高の集中サイクルは、あなたの勉強や仕事のスタイルで決まります。
ぜひ両方を試して、自分にピッタリの「黄金比」を見つけてください。
そして、どちらのテクニックを実践するにも、欠かせないのがタイマーです!
僕が使うため、この2つのルールに簡単設定で対応できるタイマーを作ってみました。
基本ポモドーロ設定になっていますが、作業時間と休憩時間をかえれば52/17ルールにも対応。
分かりやすい設定です。もしよければぜひ使ってみてくださいね。