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AppleシリコンMacで調子が悪くなった時に知っておくべきこと

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昔の常識はもう古い?AppleシリコンMac でPRAMクリアが「できない」理由

知人から「使っているMacのPRAMクリアができないんだけど…」と質問を受けました。Macの調子が悪くなり、PRAMクリアしようとしたらしい。使っているのMacは、Mac mini (2023) で Appleシリコン搭載機。OSはmacOS 15とのこと。昔からMacを使っている方なら、「Macの調子がおかしいな」と感じたら、まずは「PRAM(NVRAM)クリア」を試す、というのが一種の定石でしたよね。実際、今でもネット検索をすると、この対処法がよく出てきます。

結論:Appleシリコン搭載MacにはPRAMクリアは不要

では、なぜPRAMクリアができなかったのか?
それは、Appleシリコンを搭載した最新のMacでは、そもそもPRAMクリア自体が不要になったからです。

「Option+Command+P+R」のキー操作はもちろん、ターミナルで sudo nvram –c と入力しても実行できません。単純にそのような機能が廃止されたんです。

Appleの公式見解:再起動かシステム終了だけでOK

Appleのサポートページにも、はっきり記載されています。
https://support.apple.com/ja-jp/102605

**Appleシリコンを搭載した Mac コンピュータの場合、**これ以外に何もする必要はありません。 (Mac の SMC をリセットする – Apple サポートより)

必要な操作は、たったこれだけです。

再起動: Apple メニュー → 「再起動」を選択。
システム終了して再度起動:Apple メニュー → 「システム終了」を選択し、電源ボタンを押して入れ直す。

    そう、再起動するかシステム終了して電源を入れ直すだけで、システムの設定がリフレッシュされるように設計されているんです。

    僕もそうなんですが。最近はMacを「スリープ運用」で済ませ、なかなかシステム終了や再起動をしないという方が多いかもしれません。

    調子が悪いと感じたら(感じる前に)たまにはMacを再起動してあげるのが、AppleシリコンMacを快適に使うための一番手っ取り早いメンテナスになりそうですね!